【活用例】ロルバーンダイアリー で バレットジャーナル

私はバレットジャーナルというノート術を通して、スケジュールやtodo管理を行っています。

普段は何も書いてない普通の方眼ノートを使っているのですが、「ロルバーンダイアリーでバレットジャーナルをやるとどんな感じなんだろう」と疑問に思ったので、1カ月ほど試しに挑戦してみました。

そこで感じた「良かった点」「気になる点」などを紹介していきます。
ロルバーンダイアリーの活用例としてご覧いただけますと幸いです。

ロルバーンとは

ロルバーンとは、株式会社デルフォニックスが展開する文房具のブランドです。
雑貨屋や文具店にリングノートが置いてある光景を目にした方もいるかと思います。

方眼リングノートのほかにも、月間カレンダーなどが入った「ロルバーンダイアリー」も販売されています。

>ロルバーン公式サイトはこちら


ロルバーンダイアリーを使ってみた

バレットジャーナルは使い方や構成などに、ユーザーの個性が出る自由度の高いノート術です。
なので今回はあくまで「著者が普段やっているバレットジャーナルを、ロルバーンダイアリーでやるとどうなるか」という前提でご紹介していきます。

>バレットジャーナルの概要を説明した記事はこちら


使用したロルバーンダイアリーの仕様・サイズ

今回私が使用したロルバーンダイアリーはLサイズのリングノートです。
A5、B6サイズのノートと並べると以下のような感じになります。

左から「A5」「ロルバーンダイアリーL」「B6」

こうして並べると縦の長さはB6サイズと同じですが、
幅についてはリングが大きいため、A5サイズと同じくらいになります。

一回り小さいMサイズもあります。
そのほか、リングではない通常のノート仕様のロルバーンダイアリーなどもあります。

LサイズとMサイズ


マンスリー

マンスリーページを使ってバレットジャーナルの「マンスリーログ」をやってみました。

下の写真はロルバーンダイアリーのLサイズです。
Mサイズは小さくて、たくさんの情報を記入することが難しいと感じたので、私の場合はLサイズがちょうどいいようです。

それぞれの日の枠に「予定」「ハビットトラッカー(日付のすぐ下にあるN、X、Wのアルファベット)」「1、2文の簡単な日記」を書きました。
右端のスペースにその月の予定の詳細を記載しています。


方眼メモ

方眼メモの方には「その月のtodoリスト」と、バレットジャーナルの「デイリーログ」を書きました。

その月のtodoリストは、私が運用するバレットジャーナルでは「マンスリーログ」の項目なのですが、ロルバーンダイアリーのマンスリーページに書けるスペースがないので、方眼メモに書くことにしました。

ロルバーンダイアリーのMサイズだと以下のような感じになります。


良かった点

毎月のマンスリーログを作成しなくてよい

私が普段運用しているバレットジャーナルの場合、毎月のマンスリーログ(月間ページ)のテンプレートをすべて手書きで作成しています。

毎月このようにマンスリーログを準備する時間がかかってくるんですが、ロルバーンダイアリーにはマンスリーページが用意されているので、わざわざ毎月準備する必要がなくなります。
これは時短したい人には嬉しい点だと思います。

フューチャーログを作成しなくてよい

バレットジャーナルには、翌月以降のスケジュールやtodoをメモしておく「フューチャーログ」という項目があるのですが、ロルバーンダイアリーの場合は各月のマンスリーページがすでに用意されているので、フューチャーログを別途作成することはしませんでした。

翌月以降のスケジュールなどはそのページに直接書き込むか、以下の写真のようにふせんを貼ることで対応できます。


方眼メモのページ数が多い

ロルバーンダイアリーは方眼メモのページ数が非常に多く、Lサイズで165ページMサイズで125ページあります。

私の場合、デイリーログを1カ月で約4ページ、1年で約50ページ使えたらいいので、かなりページ数に余裕があるなと感じました。

また、ロルバーンダイアリーはページを切り離すためのミシン目がついているので、余った方眼メモのページは切り離してメモ用紙としても使えます。

気になる点(と対応策)

リングが大きすぎて書きづらい

これはリングノート特有のものですが、中央のリングが手に当たって書きづらかったり、ページ数が多いゆえに左右のページで段差ができたりして書きづらいと感じることがありました。

この場合、他のノートや文庫などをノートの下に差し込んで、左右のページの高低差をなくすと書きやすくなります。

リングが苦手という場合は、コクヨ株式会社から販売されている「キャンパスダイアリー」のソフトリングタイプのノートを活用してもいいかもしれません。

方眼が121ページあり、構成もロルバーンダイアリーと似ているので、同じように活用できると思います。

>公式サイト(ソフトリングダイアリーのページ)はこちら


マンスリーページの自由度が低い

ロルバーンダイアリーにはマンスリーページが用意されているので、月1でマンスリーログのページを準備する必要がなくなります。

ただ、用意されているマンスリーページの場合、人によっては「月曜日始まりに慣れない」「カレンダー以外の余白が広い、または狭い」などの気になる点があるかもしれません。

私も実際、カレンダー以外の余白に予定の詳細を書いていたんですが、もう少し余白が欲しいと感じました。

マンスリーの次ページにその月のデイリーログを作成できない

方眼ノートで作るバレットジャーナルの場合、例えば1月のマンスリーログの次のページに1月のデイリーログを作成することができます。

しかし、ロルバーンダイアリーの場合、1月のマンスリーの次は2月以降のマンスリーページが続き、その後に方眼メモが来るので、1月のマンスリーログとデイリーログの間が数ページ空いてしまいます。

なのでマンスリーログとデイリーログをサッと開くことができるようにする工夫が必要になってくるかなと思います。
私が思いついた対応策をいくつか挙げていきます。

1、専用のブックマーク使用する

ロルバーンのラインナップではリングにはめて使うブックマークがあります。
ネットや雑貨店などで購入可能です。


2、ふせんを貼る

私は100均のフィルムふせんを使いました。
お好きなふせんでいいと思いますが、紙のふせんよりフィルムふせんのほうが丈夫で長持ちするかなと思います。


3、刺繍糸などを使って簡易のしおりを作る

ちょっと手間がかかったんですが、家にあった刺繍糸をリングに取り付けてしおり代わりにすることもできました。

頻繁には起こらないとは思うのですが、以下写真のようにリングの隙間から糸が外れる可能性があるので、その点だけ注意が必要なのかなと思います。

糸ブックマーク(抜け注意2)


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