【比較画像あり】プチプラ万年筆・カクノ(kakuno)のペン先比較・レビュー

当記事ではプチプラ万年筆・カクノ(kakuno)についてのペン先比較・レビューなどを紹介いたします。

当記事でわかること

  • カクノの概要
  • 各種ペン先の太さや書き心地、紙に対する滲み具合などの検証結果(当ブログ調べ)

カクノは株式会社パイロットコーポレーションより販売されている万年筆です。
パッケージに説明書が同封されており、はじめて万年筆を使う人でも安心して使うことができます。

また、自己責任の範囲になりますが、細かく分解できるので、よりお手入れがしやすくなったり、ペン先交換が可能になっています。

当記事ではカクノの全3種類のペン先を徹底比較し、その検証結果を画像付きでまとめております。
ぜひ参考にしていただけますと幸いです。

カクノの基本情報とポイント

基本情報

カクノ(kakuno)は株式会社パイロットコーポレーションより販売されている万年筆です。
子ども向けのエントリーモデルという位置づけではありますが、安価ながらクオリティが高く、大人でも非常に使いやすい万年筆だと思います。

初心者でも使いやすい工夫がなされたデザインで、2014年度にグッドデザイン賞、キッズデザイン賞を受賞しています。

製品情報(2026年3月現在)

  • 11色(税込1,100円)
  • まどろみカラー5色(税込1,650円)
  • ペン先はEF(※)、F、Mの3種類
    • ※EFは一部カラー(胴軸が白、透明の万年筆)のみ
  • カートリッジインク(ブラック)1本付属

使い方を記載した説明書付きで初心者にもやさしい

カクノはパッケージに説明書が同封されており、カートリッジの差し込み方やお手入れ方法が記載されているので、はじめて万年筆を使うという方におすすめできる万年筆です。

パッケージ封入物
パッケージ封入物

カートリッジもコンバーターも使える両様式

万年筆はインクを補充する方法が2つあります。

<インクの補充方法>
・カートリッジ(ボールペンでいう替え芯)を使用する
・コンバーター(別売)を使ってボトルに入っているインクを吸い上げる

カートリッジとコンバーター、どちらも使えるタイプの万年筆は「両用式」と呼ばれます。
カクノは両様式なので、カートリッジもコンバーターも使うことができます。

パイロットのカートリッジインキとコンバーター
パイロットのカートリッジインキとコンバーター

カートリッジインキのバリエーションが豊富

カクノは製造元であるパイロットのカートリッジインキを使用することができます。
また、パイロットでは色彩雫(いろしずく)という万年筆インクのシリーズが展開されており、ラインナップの一部カラーではカートリッジも販売されています。

万年筆用カートリッジインキ(2026年3月現在)

  • 全10色
  • 5本入り(税込220円)
  • 12本入り(税込440円)
    • ※ブラック、レッド、ブルー、ブルーブラックのみ

色彩雫カートリッジ(2026年3月現在)

  • 全12色
  • 6本入り(税込990円)

首軸からペン先を取りはずせる(※自己責任の範囲)

カクノはペン先(ニブ)、ペン芯、首軸に分解することができます。
これにより、ペン先(ニブ)を別の太さのものに交換したり、分解した状態で洗浄・乾燥させることができます。

また、ペン先とペン芯が「カチッ」とはまる構造になっているため、簡単に組み立てることができます。

カクノの分解方法
カクノの分解方法
ペン先(ニブ)、ペン芯、首軸に分けることができる
ペン先(ニブ)、ペン芯、首軸に分けることができる

ご注意ください

パイロットの公式サイトでは分解せずに水洗いする方法が紹介されており、「分解しないでください」という旨の記載があります。
(参考 >よくあるご質問(公式サイトより)
分解する際は自己責任の範囲になりますことをご承知おきください。

3種類のペン先 × 2色のインク比較

カクノの3種類の太さのペン先と、ブラック、ブルーブラックのインクを用意し、合計6パターンのペン先を比較しました。それぞれのインクの滲み・裏抜け具合をチェックしたり、書き心地をレビューしていきます。

ご了承をお願いします

ペン先の太さ、インクの滲み・裏抜け具合の比較について、筆記速度や万年筆の個体差、使用するインクや紙などの条件によっては当記事でご紹介する結果と異なる可能性がございます。
あくまで参考としてご覧いただきますようお願いいたします。

ペン先の太さ

検証条件

  • 使用した紙:ロルバーンの0.5mm方眼
  • 使用したインク:付属していたブラックのインク
  • 比較用のボールペン:SARASA(ブラック)0.4mmと0.5mm

検証結果(筆者の所感)

  • EF:0.4mmより少し細い
  • F:0.4mmと0.5mmの間くらい
  • M:0.5mmより太い
ボールペンとの太さ比較
ボールペンとの太さ比較

滲み・裏抜け

次に、万年筆インクの滲み・裏抜け(※)具合を3種類のノートを使って検証しました。

※裏抜け
インクが紙の裏まで浸透してきてしまう状態

使用したノート

  • continueノート(100均で購入)
  • campusノート(森林認証紙)
  • ツバメノート

※すべて7mm幅の横罫

使用したインク

  • パイロット カートリッジインキ
    • ブラック(パッケージに付属していたもの)
    • ブルーブラック

備考:筆記速度は遅めです。

continueノート(100均で購入)

continue(コンティニュー)ノートは協和紙工株式会社の製品です。
主に100均で購入することができます。

ブラック、ブルーブラックともに少し滲みがあり、裏抜けもしています。
ブルーブラックのほうが滲み、裏抜けが控えめな印象です。

滲み・裏抜けチェック(continueノート)
滲み・裏抜けチェック(continueノート)

campusノート

campus(キャンパス)ノートはコクヨ株式会社の製品です。
再生紙などのラインナップもありますが、今回は「森林認証紙(中性紙)」を使用しているノートで検証しました。

ブラック、ブルーブラックともに滲みはありませんでした。
ブラックのインクで裏抜けが発生していますが、ブルーブラックでは裏抜けしませんでした。

滲み・裏抜けチェック(campusノート)
滲み・裏抜けチェック(campusノート)

ツバメノート

ツバメノートはツバメノート株式会社の製品です。
個人的にはショッピングモールの文具コーナーではなく、文具店や大型雑貨店、ホームセンターなどでよく見かける印象です。

ブラック、ブルーブラックともに滲み・裏抜けはありませんでした。

滲み・裏抜けチェック(ツバメノート)
滲み・裏抜けチェック(ツバメノート)

各ペン先の書き心地(筆者の所感)

EF

かなりペン先が細いので、書くときに紙に刺さる、引っかかるような感覚がありました。
筆圧を下げれば滑らかな書き心地が得られると思います。
筆者は書くときに筆圧がかかってしまうので、筆記速度を速めて書くことは難しいなと感じました。

細い線ですが、インクの濃淡はきちんと確認できました。
手帳やイラストなど、細い線が必要な場面に最適なペン先だと思います。

F

まさに「EFとMの中間」といった印象です。
サリサリとした筆記音があり、筆圧によってはたまに引っかかるかなという程度で、全体的に滑らかな書き心地です。

個人的には一番ボールペンに近いかと思いますので、はじめて万年筆を使うという方、どのペン先を選べばよいかわからないという方にはFがおすすめです。

M

非常に滑らかな書き心地です。
紙に引っかかる感じはありません。

かなり太字で、かつボールペンよりもインクが一気に出るので、最初は驚かれるかもしれません。
ただ、線が太い分インクの濃淡がわかりやすいので、インクの色味を楽しみたい場合におすすめです。

まとめ

当記事では株式会社パイロットコーポレーションより販売されているプチプラ万年筆・カクノ(kakuno)についてのペン先比較・レビューなどを紹介してきました。

  • 説明書が同封されており初心者にもやさしい。
  • 両様式で且つ使えるカートリッジインキのバリエーションが豊富。
  • 分解してペン先交換、洗浄・乾燥させることができる(※自己責任の範囲になります)。

カラーバリエーションも豊富なので、お気に入りのカラーが見つかると思います。
ぜひ以下のリンクより探してみてください。

>カクノとプレピーを比較した記事はこちら

参考など

>PILOT公式サイト PILOTウェブカタログ
https://webcatalog.pilot.co.jp/products/DispCate.do?volumeName=00004
(最終閲覧日:2026/3/8 15:56)

>PILOT公式サイト よくあるご質問
https://www.pilot.co.jp/support/fountain/1122817726639.html
(最終閲覧日:2026/3/8 16:11)

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