当記事ではバレットジャーナルというノート術より、「マンスリーログ」について紹介していきます。
マンスリーログはシステム手帳でいう月間カレンダーのような立ち位置です。
最低限カレンダーとtodoリストがあれば成り立ちますが、トラッカーや毎日の記録など、ユーザーの必要に応じてカスタマイズすることもできます。
当記事では筆者のマンスリーログを例にあげながら、マンスリーログでできることや、マンスリーログの書き方を紹介していきます。
当記事でわかること
- マンスリーログの役割、書き方、ポイント
- 筆者のマンスリーログを例に各項目の説明
【役割】1か月単位でスケジュールとタスクを管理する
1か月単位でスケジュールとタスクを管理する
マンスリーログは「1か月単位でスケジュールとタスクを管理する」という役割があります。
「マンスリーログ」は、新たな月に突入する前に、少し深呼吸をして、一歩引いて客観的に状況を眺めるうえで役に立つ。ToDoリストを俯瞰できるようになるし、それにあてられる時間がどのくらいあるかもわかるからだ。
ライダー・キャロル(2019)「バレットジャーナル 人生を変えるノート術」ダイヤモンド社
(中略)
マンスリーログをつくれば、いま自分が1か月のどのあたりにいるのかがわかるし、1か月の流れを確認しつつ、その前後関係を意識し、モチベーションや集中力を維持することができる。
毎日記録する要素と相性が良い
マンスリーログは、トラッカー(後述)などの毎日記録する要素を組み込むページとして適しています。
筆者の場合、トラッカーで毎日の習慣にしたいことができたかをチェックし、カレンダーに1行日記を書き留めています。
【例】筆者のマンスリーログ
筆者のマンスリーログを例としてあげてみます。
バレットジャーナルをはじめた当初は、ブロックカレンダーとtodoリストのみで構成していましたが、その時の必要に応じて構成を変えていき、現在は以下のような形になっています。

筆者のマンスリーログ構成(2025年5月現在)
左上:ブロックカレンダー
左中:ハビットトラッカー
左下:todoリスト
右:縦型カレンダー
ブロックカレンダー

ブロックカレンダーには「自分が今、1か月のどのあたりにいるのか」「後どのくらいで次の予定が来るのか」などの情報が視覚的にわかりやすいという利点があります。
予定の詳細は右ページの縦型カレンダーに記入するので、ブロックカレンダーでは端的に予定を記入しています。
トラッカー

トラッカー(tracker)は、日本語で「追跡者」を意味します。
毎日の目標や生活習慣について、条件を満たした日付に○をつけることで、日々の行動を監視することができます。
毎日開くバレットジャーナルにトラッカーを組み込んでおけば、トラッカーが目につきやすくなるため、生活の中で設定した目標が意識しやすくなります。
トラッカーの使用例
- 身につけたい習慣がある
(例:毎日英語の勉強を10分以上する)
→10分以上勉強できたら、トラッカーの該当する日付に〇をつける。 - やめたい習慣がある
(例:夕食後以降は原則スマホを触らない)
→達成したら、寝る前か翌朝にトラッカーの該当する日付に〇をつける。 - 日々の行動を可視化したい
(例:1か月のうち、お菓子を食べる日が何日あるか確認したい)
→お菓子を食べたら、トラッカーの該当する日付に〇をつける。
todoリスト

今月中にやりたいことなどを、マンスリーログのtodoリストに書きます。
todoリストではありますが、筆者の場合はメモを書くこともあり、デイリーログと似たような使い方になることもあります。
マンスリーログのtodoリストに書く内容
- 今月中 or 来月以降に〆切があるタスク
- タスクではないがやりたいこと
- マンスリーログに書き残しておきたいメモ書き
縦型カレンダー

縦型カレンダーには、予定の詳細と、1行日記を書いています。
>1行日記についての詳細記事はこちら
予定の詳細だけでなく、「その日に食べたもの」や「その日に測った体温・血圧の数値」など、毎日の記録にも適しています。
このページにまとめて記録すれば、後で1か月分を一覧にして見返すこともできます。
【作り方】基本の構成はカレンダーとtodoリスト
基本の構成はカレンダーとtodoリスト
マンスリーログはスケジュールとタスクを管理するページなので、最低限カレンダーとtodoリストがあれば大丈夫です。
トラッカーなど、組み込みたい要素があれば自由に追加して、オリジナルのマンスリーログを作り上げることができます。
ページ数に制限はなく、片側1ページでも見開き2ページ以上でも問題ありません。
マンスリーログのテンプレを作る

マンスリーログの準備として、カレンダーなどのテンプレートを作成していきます。
ブロックカレンダーを準備するアイデア
- フリーハンドで線を引く
- ネットで配布されているカレンダーを印刷して貼る
- 市販のカレンダーを貼る
最近は100均や雑貨店などで、ノートに貼れるふせんタイプのカレンダーやトラッカー、スタンプなど、たくさんの便利なアイテムを見かけるようになりました。
そういったアイテムを活用する方法もあります。
Point
カレンダーには、左端に日曜日が配置されている「日曜日始まり」や、左端に月曜日が配置されている「月曜日始まり」などがあるので、始まる曜日にこだわりがある場合はチェックされることをおすすめします。
予定を記入
テンプレートを作成したら、月初時点で決まっている予定を記入します。
フューチャーログがある場合は、フューチャーログに予定が記入されているかを確認し、必要に応じてマンスリーログに書き写す必要があります。
>フューチャーログについての詳細はこちら
todoリストの更新
テンプレートを作成したら、todoリストを作成していきます。
todoリストの作成手順
- フューチャーログを確認し、必要なタスクがあればマンスリーログに書き写す。
- 先月のマンスリーログのtodoリストを確認し、未完了で且つ必要なタスクやメモがあれば、今月のマンスリーログに書き写す。
先月のマンスリーログを確認すると、今月も引き続きtodoリストに入れておきたいタスクはもちろん、先月とは状況が変わってもう完了させる必要がないタスクもあるかもしれません。
必要ないタスクは今月のtodoリストに書き写さなくてOKです。
マンスリーログのtodoリストを毎月新しく作成することで、定期的にtodoリストの内容を整理、最新化することができるため、何をしなければいけないのか、何が必要かなどをよりクリアに把握することができるようになります。
また、月に1回、改めてタスクを確認することで「やらなきゃ」と自分にリマインドをかけることもできます。
<point>その時に応じてデザインを変えて良い
長くバレットジャーナルを続けていくと、「新しいトラッカーが欲しい」「ブロックカレンダーをもっと大きくしたい」など、新しいアイデアが出てくることもあります。
そんな時はデザインを変えることをおすすめします。
変化するライフスタイルに合わせ、バレットジャーナルもその時の生活に適した形に変えていくことで、使いやすさを維持し続けることができます。
デザインを変更するタイミングなど
- 翌月のマンスリーログを書くときにデザインを新しくする
- 月の途中であっても新しいページにマンスリーログを書き直す
- 今月のマンスリーログに新しい構成要素を書き足す
- デイリーログの中に新しく導入したい要素だけ作成し月末まで運用する
<Q&A>翌月以降のマンスリーログを事前に準備してもいい?
回答
ノートを使ったバレットジャーナルの場合は当月のデイリーログのページ数に注意!
ルーズリーフを使ったバレットジャーナルであればOK!
バレットジャーナルは、「1月のマンスリーログ → 1月のデイリーログ → 2月のマンスリーログ…」という順番で進めていくので、何を使ってバレットジャーナルを運用するかによって答えが変わってきます。
ノートを使ったバレットジャーナルの場合
月の途中であっても、デイリーログで使いそうなページ数だけ確保した状態で、翌月のマンスリーログを書くことは可能です。
ただし、デイリーログは生活の状況に応じて、書くことが多かったり少なかったりするので、場合によってはデイリーログのために確保しておいたページだけでは足りなくなってしまう可能性があります。
ルーズリーフを使ったバレットジャーナルの場合
ルーズリーフを使ったバレットジャーナルは、ページの途中でも自由に白紙のルーズリーフを差し込むことができます。
そのため、(極端な例かもしれませんが)最初に1月~12月のマンスリーログのページを用意しておき、デイリーログは必要分だけを都度差し込む…なんてこともできます。
まとめ
当記事ではバレットジャーナルというノート術より、「マンスリーログ」について紹介してきました。
- マンスリーログは「1か月単位でスケジュールとタスクを管理する」という役割がある。
- トラッカーなど、毎日記録する要素と相性が良い。
- 基本はカレンダーとtodoリストだが、ユーザーの必要に応じて要素を追加するなどのカスタマイズができる。
- todoリストを毎月整理、最新化することができるため、何をしなければいけないのか、何が必要かなどをよりクリアに把握することができるようになる。
当ブログではバレットジャーナルについての記事を多数発信しております。
もしよろしければ併せてご覧いただけますと幸いです。
参考文献など
ライダー・キャロル(2019)「バレットジャーナル 人生を変えるノート術」ダイヤモンド社
