当記事ではバレットジャーナル歴約3年半(※)の筆者が、今までデイリーログでどんなことを書いてきたか、どんなレイアウトで活用してきたのかなどを紹介いたします。
※当記事執筆時(2023年1月~)
デイリーログは一般的にtodoリストやメモ帳として使われますが、実は何を書いてもOKな、とても自由度の高いツールです。
デイリーログはなんでも書き込める、いわば「がらくた入れ」としてデザインされている。
ライダー・キャロル(2019)『バレットジャーナル 人生を変えるノート術』ダイヤモンド社
もちろんtodoリストやメモ帳としての機能に限定して使うのも大正解ですが、
「todoリストやメモ以外の活用方法が知りたい!」
「他の人がどのようにデイリーログを使っているのかを知りたい!」
…といった、バレットジャーナルに興味がある方や、すでにバレットジャーナルに取り組まれているユーザーの方に向けて、筆者が今までどのようにデイリーログを使ったことがあるのかをまとめました。
ぜひ参考にしていただけますと幸いです。
【使い方①】todoリスト
その日のtodoだけじゃない
todoリストは「やるべきこと」「やりたいこと」をリストアップしておく、デイリーログの中でも定番の使い方です。
>デイリーログにおけるtodoリストの基本的な運用方法などはこちら
その日のtodoリストだけでなく、「todoリストには記載してなかったけど別途やったこと」を記録したり、特定のテーマで構成されたtodoリストをデイリーログ内で運用することもできます。
今日やったことを追加で記録する
勉強やトレーニングなどを行った場合、「今日やったこと」としてtodoリストに追加して記録することができます。
もちろんtodoリストとは分けて記録してもOKです。
日々記録しておけば、後日デイリーログを見返した際に「今週はどのくらい勉強を頑張ったのか」などの実績を俯瞰して見たり、「今週はこのトレーニングを頑張ったから、来週はあのトレーニングをやろう」などといった計画を立てる際の参考にすることもできます。
todoリストにないタスクを完了させたときも、「今日やったこと」としてtodoリストに記録しておくと、1日にの終わりには「完了させたタスク」がたくさんある状態になり、達成感を感じることができるのでおすすめです。
例:記録する内容
- 試験勉強の進捗
- 実施した筋トレのメニュー
- todoリストに設定していなかったけど完了させたタスク

特定のtodo
「特定のtodo」とはその日のtodoとは別に、特定のテーマで作成したtodoリストです。
例:特定のtodoに書く内容
- 連休中にやりたいこと
- ブログ運営をするにあたって必要な作業
- 旅行に行くまでに必要な準備
例:連休中にやりたいこと
例えば3日以上の連休になった場合、連休初日のデイリーログの前にまず「連休中にやりたいこと、やるべきこと」を箇条書きにします。

1日ごとの計画を立てる前に、3連休という広い範囲の中でタスクを明確にします。
そうすると3日分のタスクを一覧で眺めることができるので、「このタスクは今日やっとこう」「○○→△△の順番でやるとよさそう」といった判断がつきやすくなります。
デイリーログ内で定期的に更新する
特定のtodoを作成して運用すると、数日後には書き込みが増えてごちゃついてきます。
そのため定期的にtodoリストを作り直すようにしています。
作り直しの際、完了したり、片づける必要がなくなったタスクは書かなくてよいので、今の自分に必要なタスクだけを確認することができます。

【使い方②】メモや記録
デイリーログに書けばなくさない
バレットジャーナルを知らなかったころはメモ用紙を使っていましたが、
メモの数が増えてくるとメモの管理が大変になる
メモ用紙をなくす
メモの数が多いとメモ用紙をなくしたことにも気づかない
…といったことがよくありました。
バレットジャーナルを導入しデイリーログになんでもメモするようになってからは、メモ用紙を管理する必要がなくなり、机の上も非常にスッキリするようになりました。
メモの総数が多ければその分探す時間はかかりますが、「デイリーログを探せば必ず見つけられる」というのは非常に安心感があるのでおすすめです。

上の画像のメモについて補足
- 薬を服用した時間(右上)
- 電話で歯科の受診予約をした際のメモ
- todoリストの内容を補足したもの
- スポーツ中継の放送予定を調べた際のメモ
- 趣味でやっている英語の勉強の記録
筆者のバレットジャーナルでは、メモや記録には「-」のkeyを割り当てていますが、特にkeyをつけず走り書きすることもあります。

「メモだとわかればよかろう」の精神で使ってます。
そのくらい自由でも自分が困らなければ全く問題ありません!
以下、メモや記録について具体的な解説をしています。リンクまとめましたので気になる項目にジャンプしてみてください。
【リンク】タップ or クリックして気になる項目へジャンプ!
調べたり見聞きしたことをメモする
必要があって調べたりした内容をメモしておきます。
例:メモの内容
- 観たい番組の放送時間
- ネットで調べたレシピ
- 役所で手続きする際に必要な持ち物
- 電話で病院などの予約を取った際の日時を書き留める
todoリストに書いていたタスクなど作業の進捗
タスクに矢印をつけて補足的なメモを記入します。
内容はそのタスクを完了させた結果や、次にやるべきこと、タスクが中断した状態であれば進捗などを記入します。


体調に関する記録
皮膚に発疹ができて痒い、頭が痛いなど、体調面で気になったことをメモしておきます。
後日受診することになった場合、問診票を書いたり症状を説明する際に、書いておいたメモを参考にすることができます。

また、薬を服用した時間を記録しておくと「前の服薬から十分に時間を空けることができているか」などを確認できたり、薬の飲み忘れを防ぐことができます。

2~3時間に1回点眼する目薬を処方された際、点眼した時間を記録していたことで、
「今日何回点眼したっけ?」
「前回の点眼から何時間経ってる?」
…といった状態にならず、適切な時間に点眼できたことがありました。
小さなノルマの記録
趣味でやっている英語の勉強の一環で、英文を1文だけ日本語訳するということをやっていました。
1日1文だと書く量は少ないので、専用のノートなどは用意せずデイリーログに書き込むようにしていました。
「1日にちょっとだけ何か書く」といった小さなノルマを設定していて、「このためにノートを用意したりするのはめんどうかも」と感じる場合は、デイリーログのスペースを活用するのがおすすめです。
デイリーログをチェックすれば今日のノルマを達成したかが一目でわかるので、継続して取り組みやすくなります。
ひらめいたアイデアなどを書き留める
ひらめいたアイデアを忘れないうちに書き留めておく場所としてデイリーログを活用します。
例:当記事執筆中に別の記事のアイデアがひらめいた

例えば当記事の執筆中に別のブログ記事のアイデアがひらめいたとします。
そのひらめいたブログ記事について「どんな内容の記事にするか」「どんな画像を用意するか」などを考えたくなるところですが、先に現在執筆中の記事を完成させる必要があります。
そんな時はひらめいたアイデアをデイリーログに書き留めて保存しておきます。
アイデアを保存できたら忘れてしまう心配もないので、安心して目の前のやるべきことに集中できるようになります。
DIY設計図
本棚やモニター台をDIYしたことがあるのですが、その際に「こんなのが作りたいな」というイメージを膨らませるために、ざっくりとした設計図をデイリーログに描いていました。
筆者がバレットジャーナルに使用しているノートは方眼罫なので図面が描きやすかったです。

【使い方③】日記
筆者がデイリーログに書いていた日記の形は、その日の「よかったこと」「楽しかったこと」などポジティブな出来事を3つ書き出すというものです。
箇条書きで3つ書き出すだけでOKなので、書きやすさ、続けやすさの観点からデイリーログとの相性がよいためおすすめです。
下の画像では他の項目とは別の色で記入していますが、「全項目を同じ色で書くとごちゃごちゃになるかな…?」と思って色を分けただけなので、他の項目と同じ色で書いても構いません。

memo「3つのよいこと」
- アメリカの心理学者マーティン・セリグマン博士が提唱する心理学的ワーク。
- 「1週間毎日3つのよいことを被験者に書いてもらう」という実験では、幸福度の向上と、うつ傾向の改善が示された。
【レイアウト3選】
ページを分割せずそのまま使う
1ページを分割したりせず、そのまま使うレイアウトです。
左側:todoリスト
右側:メモや日記など
…という分け方をしています。

メリット
- todoリストとそれ以外で分けることでタスクが確認しやすくなる。
デメリット
- その日の書く内容や量によっては、左右どちらかに何も書かない空白のスペースができるため、ページの消費量が多くなる。(画像ではtodoリストの下に空白ができている)
ページを2分割する
1ページの真ん中に線を引き、2分割するレイアウトです。
メモやtodoリストなどの順番を気にせず、上からどんどん記入していきます。

メリット
- 空白が発生しないので、その分ページの節約になる。
デメリット
- 空白が発生しないため、カツカツで少しゆとりのない印象になる。
- 各項目ごとに書き分けたりせず上からどんどん記入していくので、全体的にまとまりがない。

書きすぎてごちゃごちゃしててもkeyがあるため、「必要な情報が探しづらい」などといったこともなく、今まで特に困ったことはありません。
筆者はこのレイアウトが一番お気に入りです!
もっと自由にページを使う
図面やイラストを描きたい場合、その日書き込んできたメモなどの下に続けて描いてもいいですが、次のページで丸々1ページ確保し、広々としたスペースを使う方法もあります。

まとめ
当記事ではバレットジャーナル歴約3年半(※)の筆者が、今までデイリーログでどんなことを書いてきたか、どんなレイアウトで活用してきたのかなどを紹介してきました。
※当記事執筆時(2023年1月~)
- todoリストに設定してなかったタスクを完了させた場合も記録として残せる。
- 特定のテーマで構成されたtodoリストを適宜更新しながらデイリーログ内で運用できる。
- メモや記録をデイリーログに書くことで、すべての情報を1冊のノートに集約できる。
- レイアウトは自由。あなたの使いやすいレイアウトであればどんな形でもOK。
こうやってまとめてみると、思いのほかいろんなことをデイリーログでやってるなぁと自分自身でも思いました。
それだけデイリーログが自由で懐の深いツールなんだと思います。
当記事がみなさまのデイリーログ活用のヒントになれましたら幸いです。
ぜひ参考にしてみてください。
参考文献など
樺沢紫苑(2021)『精神科医が見つけた3つの幸』飛鳥新社
ライダー・キャロル(2019)『バレットジャーナル 人生を変えるノート術』ダイヤモンド社
